nanowell Journal

まなべる ナノウエル

2022.10.31 まなべる ナノウエル #03

【JYONGRIさん】シンガーソングライターとして創作をしながら、愛犬と過ごす暮らし

第3回は、シンガーソングライターとして活躍されているJYONGRI(ジョンリ)さんにお話を伺いました。2021年からヨークシャーテリアとトイプードルのミックス、ABIちゃんをお迎えしてわんちゃんとの暮らしをはじめたJYONGRIさん。創作活動をしながら愛犬と暮らすJYONGRIさんのライフスタイルを教えていただきました。

シンガーソングライターのお仕事をはじめたきっかけを教えてください

幼い頃からピアノというかたちで、音楽にはふれてきました。歌は高校の学園祭のステージで歌ったことがはじまりです。たまたまステージを観た音楽プロデューサーであるクラスメイトのお父さんから「音楽をやってみないか」と声をかけてもらったことがきっかけです。当時、私は音楽の道を目指していたわけではなかったのですが、15歳の夏にバークレー音楽院で歌を勉強したばかりで、歌は好きでした。歌をはじめたのは遅かったのですが、私は「NO」を言う性格ではなかったので、「やってみます」と答えました。

そして、「ショーケース」を何度かさせていただきました。不特定多数の人たちが集まるオーディションと異なり、ショーケースは決まったひとがパフォーマンスを観にくる場です。4度目のショーケースで出会ったプロデューサーと一緒に仕事をすることが決まりました。プロデューサーの条件は、バイリンガルの女の子、できるなら10代で、歌が歌えて、作詞作曲ができること、というものでした。高校生だった私は、そのチャンスを逃したくない!という強い思いから何曲か曲を書いたんです。そのときの曲がファーストアルバムの収録曲にもなりました。

ABIちゃんをお迎えしようとしたきっかけを教えてください

実家でもずっと犬を飼っていたので、犬は好きで、いつか飼いたいと思っていました。コロナになってから、本格的に飼いたいと思うようになったんです。ある日、パートナーと自宅から遠くの美容室に出かけたときに、大きなホームセンターに寄ったことがありました。そこでわんちゃんを飼うつもりはまったくなかったんですが、そのホームセンターのペットショップにいたのがABIなんです。他の犬たちが騒いでいるなか、ABIだけは寝ていたのが印象的でした。

昔、実家で飼っていたのは、ヨークシャーテリアとトイプードルでした。ミックス犬の存在を知らなくて、飼っていた二匹の犬種のミックスがこんなわんちゃんになるんだと驚いたことを覚えています。本当にかわいかったです。そのとき、ABIは生後4ヶ月でした。パートナーが月に1度、美容室に行くたびに、気になり、ABIに会いにいくようになりました。

3回ほど会いに行った後、「見にいく」のではなくて、「連れてかえる」というふうに発想を変えて、「今日まだいたら、あの子を飼おう」とパートナーに相談しました。実は、私のパートナーは、犬に対してトラウマがあるひとなんです。幼いころに、隣の家のセントバーナードが遊んでほしくて乗りかかってきたときに、怖い思いをしたそうです。もちろん、わんちゃんに悪気はなかったのでしょうが(笑)。

生後、時間が経てば経つほど、売れにくくなることはわかっていたので、可能性があると思っていました。可能性にかけて訪れた4回目、ガラスケースのなかにはもういなくて、サークルにいました。それくらい大きくなっていたんですね。おとなしい子だったのに、元気に走り回っていました。でも他の子みたいにワンワンいうこともなく、その場で決めて年明けにお迎えに行きました。ペットショップでずいぶんかわいがられていた様子で、7ヶ月でお迎えしましたが、人が好きで社交的な子に育ちました。病院も大好きなくらいです(笑)。

3ヶ月を経て、お迎えできたというのは運命的ですね

2回目に訪れたとき、「通常、何歳までお店にいるのですか?」と聞いたことがありました。「基本的に1歳まではお店にいます」という回答でした。ただ、この子が売れない場合はブリーダーさんに返す約束になっていたそうで、店舗の移動はないことは聞いていました。

お迎えしてから、パートナーさんのわんちゃんに対しての抵抗感はどうでしたか?

ペットショップにいるときから、他のわんちゃんには興味はないけれど、この子のことは大好きでした。抱っこのしかたが少し下手でしたけど、今では他の犬種にも興味をもつくらいなので、わんちゃん嫌いは克服できたみたいです。

自分自身で育てるわんちゃんは初めてだったと思いますが、何が一番大変でしたか?

最初はトイレトレーニングですね。割と粗相のない子でしたが、成功したときに褒めるタイミングを逃したくなかったんです。子犬のころ、お留守番中におしっこをしていたときは、ミスったなと思っていました。留守番してくれているときは、一時間おきに家に帰りたいくらいでしたね。

今では落ち着いて体調をみることができるようになりましたが、お迎えしてまもない時期は、ちょっと下痢をしたり吐いたりしたときも、すごく心配していました。トイレトレーニング以外だと、最初のうちはお散歩に行くと掃除機みたいに吸い殻とか見つけて食べていくので、ずっと下向いて歩いてました。腰も痛いし、こんなに道って汚いんだと改めて知りましたね。

日ごろのケアについて教えてください

この子は涙やけや皮膚のトラブルがあったので、皮膚被毛ケアには気をつかいました。実家で飼っていたわんちゃんたちが皮膚炎に悩まされていたこともあり、ABIには同じ思いをしてほしくないんです。涙やけのケアや歯みがきも歳を取ってから慣れないことをするのはかわいそうなので、今からしっかりしておくことが大切だと考えています。目やにのケアは、1日2回は欠かさずしています。トリミングは1ヶ月に1回、トリマーさんからアドバイスをもらってシャンプーは家でもしますね。とはいえ、皮膚が強くないので、シャンプーの回数には気をつけています。

それと、散歩はやっぱり大切ですよね。本当にエネルギッシュで元気なので、散歩などで工夫してエネルギーを発散させてあげないと。雨で散歩に行けない日は、元気がありあまって家で走り回っています(笑)。

一緒に暮らしはじめて、変わったことはありますか?

もともとインドア派ですが、以前よりも出かけなくなりました。お留守番中は放し飼いにしていないので、留守番が少なくなるようにどうすればよいか、外出中は気になってしまいますね。長くても8時間以内に帰ってくるようにしています。最初のうちは飲みにいっても途中で抜けて、家に様子を見にかえっていました。家に人を招くのも好きでしたが、招かなくなりましたね。

お付き合いで出かけることが少なくなった一方で、散歩のおかげで、毎日外に出るようになりましたね。ABIが来る前の休みの日は、用事がないのに外に出ることはなかったのですが、この子が来てからは散歩に行ったり、一緒にカフェに行ったりするようになりました。

わんちゃんを連れていけるお店やスポットに本当に詳しいですよね

そうですね。パートナーも私も外食が好きなんです。ABIと一緒に行けないお店はたくさんありますが、一緒に行けるお店を探すのが楽しくて新しい趣味になりました。このカフェもそうですね。テラスがあってもペットはだめというお店も多いですから。ドッグランもよく行きますよ。

ABIちゃんが来たことは、創作に影響していますか?

まだないですね(笑)。逆に、ABIをお迎えしてすぐは、家で歌うことは少なくなりました。ピアノを弾いたり歌を歌ったりすると、大きな音に慣れていなくて、ABIが怖がったんですね。今でもまだ少し気をつかいますね。トリミングに行っているあいだとか、ドッグランのあとで疲れているときなんかに、練習することが多いです。最近は、ピアノを弾いていると、膝に乗ってくることがあります。ピアノを弾く指に興味があるみたいです。

今後、ABIちゃんとやってみたいことはありますか?

一度、ハイキングに行ってみたいです。山登りとか! 少し前にペットと一緒に泊まれるホテルに行ったばかりなのですが、旅行するのも楽しいですね。最近、一緒に行けるスポットやレストランがどんどん増えています。

今後の音楽活動について教えてください

もっとライブをしたいのですが、コロナの影響で、大阪のたくさんのライブハウスがなくなってしまいました。今は落ち着いてきましたが、来てくださるかたのリスクを考えると、コロナ禍でライブはしづらかったですね。でも、制作はしているので、次のライブに向けて発表できるよう準備を進めているところです。

最後に、一日のなかのお気に入りの時間を教えてください

ABIがご飯や散歩のときに甘えてきてくれるときですね。この子は家にいるときは、あんまり甘えてこないんです、実は(笑)。例えば、私がご飯を作っているときは近くに座って待っているのに、いざダイニングに座ったらどこかに行くんですよね。甘えたで人好きなのに、少しツンデレなところもあるんです(笑)。

今日はお話、ありがとうございました!

 

&ISLAND 北浜
https://andisland.com/
今回の取材は、「&ISLAND北浜」のペット同伴可のテラス席で行ないました。ご協力ありがとうございました。

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PROFILE

JYONGRI(ジョンリ)さん

シンガーソングライター

大阪生まれ。
4歳でOsaka International School入学。入学と同時にクラシックピアノを習い始め、8歳の時、映画『Sister Act 2(天使にラブソングを2)』を観て衝撃を受け、ゴスペルを習い始める。14歳で歌のレッスンを本格的に受け始め、2004年・15歳の夏、バークレー音楽院の5週間サマープログラムに参加する。"音楽"と"歌うこと"への興味がさらに強くなり、自ら作詞・作曲を始める。
2006年12月シングル『Possession/My All For You』でメジャーデビュー。2010年にベストアルバムをリリースし、その後はインディペンデントアーティストとして新たな道を切り開く。2018年リリースのデジタルシングル『Purple Cloud』をはじめ、デジタルリリースやYouTubeなどで活動を展開。2021年リリースした最新デジタルシングル『Rock Bottom』が34歳になった彼女の今を語っている。東京と大阪を拠点に活動を広めている。
天性の声質を持ち、自ら作詞・作曲を手がける実力派アーティスト。
https://jyongri.com/